時のたつもは早いものであっという間に帰国から2週間。
すっかり日本にもなれ、ちょっと黒いだけでしっかり日本人してます。
帰国前のプノンペンでの出来事や帰国時のことをかこうと思っていたのにばたばたして、そして帰国後はパソコンも日本に帰ってきたことで安心したのか壊れてしまい(笑)‥こんなに遅くなってしまいました。
自分自身もなんだかカンボジアにいたのがずいぶん昔のように感じられ、懐かしく振り返りながらかかせて頂きます。
帰国直前は任地スバイリエンを離れ約一週間首都プノンペンで生活していました。
そこでは帰国にむけたさまざまな行事がありました。
まず帰国報告会。
2年間の活動の報告です。一人20分と決められた中での発表。個人的にはパワーポイントでの発表自体初めてで準備も大変でした。でもこうやって活動をみんなに話すことの出来る場はそうあるものないのでよい場を与えてもらえたと思います。そして一緒に来た同期の活動をしることもでき「みんな悩みながらもがんばってきたんだな」と改めて思うことが出来ました。
そして後輩隊員が開いてくれた送別会。歌あり、ダンスあり、ムービーありと楽しいこと盛りだくさんで笑い、笑い、笑い、涙、笑いといったとっても心のこもった会でした。同任地隊員からのの手紙も印象的でしたがみんなからとってもうれしいプレゼントをもらいました。
カンボジアでよくつかわれている「サロン」と呼ばれる生地で作ったゆかたです。服飾隊員が主となりつくってくれたそうです。大感動でした。
3ヶ月前自分らが企画した時には送別会を作る大変さもわかっており、後輩隊員には感謝でいっまいです。そして送別会の中では自分でいうのもなんですが‥自分もよくがんばったなーっていろんな意味で思いました(笑)
そしてあれよあれよというまに帰国でした。帰国の時もみんなが空港まで見送りにきてくれました。スバイリエンで一緒だった韓国人の友だちも忙しい仕事を抜けて見送りにきてくれました。
スバイリエン集合写真。
みんなに見送られテンション高く飛行機に乗りました。飛行機が飛び立つときやっと「帰国」を実感しました。あのとき飛行機からみたカンボジアの夜景はとってもきれいで、そしてとってもさみしく‥忘れられない夜景となりました。
そして6月20日。成田に着きました。
2年ぶりの日本はどこにいっても日本語!!そんな当たり前のことに感動しながらもこれまでみえなかった日本のよさがたくさん見えた気がします。日本食はおいしいし、道路はきれいだし、交通機関は時間を守るし、定員さんのサービスはすばらしいし‥。なんだか日本人はいつも忙しそうですが、そんな日本がやっぱり好きだと思いました。と、同時にすでに帰国ショックも。カンボジアのよいところも浮かびます。
2年間のカンボジア生活。
2年間って行く前は長いと思っていたけど終わってみるとあっというま。でもやっぱ2年って長いのかもしれない。2年前いなかった赤ちゃんがもうおっきくなってるし、生まれたばっかだった赤ちゃんが歌って走ってる‥さて自分は?!体が大きくなったこと以外(笑)大きな成長にはまだ気づけていないけど、まずは日本のよいところがみえたしカンボジアを好きになれた。
ということで、これからでしょー!!
これから日本にいる人にカンボジアのことを教えてあげたいし、逆にカンボジアの人には日本をもっと教えてあげたい。そしてもっともっっと(体以外w)大きくなりたいと思います。
無事に2年間を終えることが出来たのは家族、日本の青森の友だち、岩手の友だち、カンボジアの友だち、別の国にいる友だち‥たくさんの人がいたからこそです。
ありがとうございました。
そしてこれからも磯辺千春をよろしくお願いいたします。
2012年7月5日